本と旅とサブカルと

本・旅・サブカルについての感想とかゆるく綴る

アラサー女子に捧ぐ本

アラサーとかアラフォーとかアラフィフとか

なんだか与えられた語句で気にはしていないか?


やってみたい事には正直でいたいぜ



スカっと爽快になってくる毒舌加減がオススメ!

「貴様いつまで女子でいるつもりだ問題」

著者:ジェーン・スー

貴様いつまで女子でいるつもりだ問題 (幻冬舎文庫)


この中で特に爽快だった所は

「東京生まれ東京育ちが地方出身者から授かる恩恵と浴びる毒」の項目が痛快で。


すごい的を射てるんですよ。

これは。東京に生まれてからずっといると、他を知らないんだよね。旅行しない限りは。

親戚とかいない限りは本当に未開の地になる。

それでのほほんと青春時代を過ごしたりして、高校卒業してからの進学先でだいぶ他の道府県の人たちと触れ合えることに。


…それでだいぶ大人になってから思い知らさせられるんです。

東京から離れた時に、現地の方から東京に対してのイメージが六本木、渋谷、スカイツリー、etcをギュッッッとさせた目で見られている事を。。

そんな事はつゆ知らず。かれこれ生きちゃったわけです。


ジェーンさんは、その気持ちに気付かされたのはNYと言っていましたが、ゴミは捨てたくはないな、と私自身は思った。

自分の街を好きな気持ちは皆が持っているから。



あと、40歳にして入れ歯or40万円、問われるシーンもとにかく笑った(笑)



痛快な読みやすさで、「女子」という所にツッコミを入れてくれている本だ。


ちょっとマツコさんの番組見る気持ちで読む気分に似ている