国境の長いトンネルを抜けると雪国であった〜というのは有名な雪国だが、中央本線の甲斐大和駅を抜けた先からが春は特におすすめ。
以下進行方向は東京→甲府方面のイメージで進める。
勝沼ぶどう郷駅は一気に視界が開けて、山梨の盆地の広がりを一面に感じる事ができる駅だ。特に桜と南アルプス山脈が一緒に撮れるので中々良い駅である。
近くに温泉とワイナリーなどが広がる所なので色々と◎
南アルプス山脈と葡萄畑の風景もとても良い
塩山駅〜酒折駅くらいは ”ザ・桃源郷” このあたりは桃畑が左右に広がってくる。
桃の花はピンクが強いので春爛漫な気分にさせてくれる。
個人的な感じだと、山梨市付近は右側(北側)の方が桃畑が広がっていて、石和温泉駅〜甲府方面は左側(南側)の方が桃畑があるような印象
この辺までは実は富士山はそんなに見えないのだ。
甲府駅付近になって、やっとてっぺんが見えるようになってくる。
富士山らしい稜線が見えてくるのは竜王駅付近から
韮崎駅 こちらはわに塚の桜という推定樹齢330年の一本桜がある最寄駅である。撮り方によっては富士山と桜を一緒に撮る事ができる。
八ヶ岳と桃畑が撮れる。
日野春駅 の前も桜があり、駅舎の感じもあいまって物語のワンシーンを撮れそうな風景が撮れる。なによりこの辺りから甲斐駒ケ岳がどどーんと車窓に出るので要注目である。
あっという間に八ヶ岳の横姿が北側に見えてきたら長野県との県境になり、信濃境駅になる。分かりやすい名前である。
オススメ区間を一気に書いてみたが、中々撮り溜めた写真が活躍した笑)
中央本線で各駅停車に乗るなら、ぜひ4人がけのボックスシートに座っていただきたい。きっと良い旅夢気分になれるはずだ。