本と旅とサブカルと

本・旅・サブカルについての感想とかゆるく綴る

北欧的なエッセンス

LAGOM

「LAGOM」ニキ・ブラントマーク著 稻垣みどり訳

 

ある知り合いが北欧展示のキュレーションをしていた時に知った本だ。

北欧にはヒュッゲやラーゴムといった温かな時を過ごす時間の名前があるらしい。

 

小さい頃からムーミンファンであった私は、ジャムを作ったり、魚釣りをしたりする風景が好きすぎた。特にスナフキンは小さいながらに”イケメン”と思っていた。

旅たつ時に、僕は一人になりたいんだよ。と言っていくのが当時小さい頃印象的だった。

 

この本を読んでさらに北欧時間が少し分かった。

それにソローなど読んでいたらなおさらナチュラルに取り入れられる内容だ。

静かな時間を大切な人と過ごす。

大事なことを丁寧に書いてくれている気がする。

 

30代になってやっと”お気に入りの家具”を買うことができた。

北欧的なデザインのランプを買ったの。

すごくお気に入りの空間に一気になって驚いた。

 

デンマークの人は、初任給でデザインされた椅子を初めに買うとどこかの本で読んだが、私も本当は出来たんだと思う。20歳スタートの一人暮らしは実家やお姐さんからもらった、普通の家具スタートだった。(メインテーブルは買ったけれど、ドンキでそれっぽいのを買った・・)

今はイケアとか、そういう北欧調が流行ったりして、なかなか良い手に届く値段の家具屋さんが増えた気がする。

 

そうこう書いていたら色々手芸で作りたいもののリストが上がってきてしまいそうだ。

 

なかなか良いな、と思うのは手作り結婚式の本が増えたよね。

スウェーデンではどこでも会場にしていいらしい。(LAGOMに書いてあった)

そうしていいなら、木にポップアップ付けたり、最高の一枚の集合写真が撮れるよね!

日本も昔は家で結婚式してたわけだから、暖かいちいさな結婚式っていうのもいいよね。改めて&新しくラーゴムな暮らしから学ばせてもらったりする。

 

冬の間は手芸を結構するのが最近の流行りだったんだけど、今年はなんだか冬が短かった気がする!

 

今はウィルスが流行っていたりするけど、森に出かけたりできるのであれば、色々楽しい春になるかもなって思う今日このごろ。