本と旅とサブカルと

本・旅・サブカルについての感想とかゆるく綴る

夏休みの海外気分

自分らの夏休みを”取り戻す”ために神戸〜淡路島経由で大塚国際美術館

海外気分を味わう旅へ行った

 

明石海峡大橋〜素晴らしい橋

 



駐車場から見る海はすでに青い!!!泳ぎたい〜

駐車場からシャトルバスが出ているので、乗って入り口へ・・・

 

なんとも広々とした入り口

大塚国際美術館は陶器で複製画を作っていて、原寸大で見えるとのこと。

 

 

せっかくなので、ブログ内で本物と並べてみよう

大塚国際美術館にて ポンペイの所

東京国立博物館 ポンペイ展にて

若干複製の方が色味が薄い気がするが… 古典のエリアは陶器の素材ととてもマッチしていたので、なかなか本物感漂うエリアになっていた。

このポンペイのモザイク画もモザイク感が出ていた。

博物館で展示されていたポンペイ展の品々の状態の良さがまずあるという事実も見える。ありがとう・・研究者の方々。

 

 

 

 

大塚国際美術館 モネの池エリア



オランジュリー美術館


原画を先に見ている睡蓮もあった!

陶器はパネルにしてデカく出していることもあったので一枚画でーというわけにはいかないらしかった。

ゲルニカも原画を先に見ていたので、やはり原画と比べると筆跡が辿れない?パネルの線が・・と思うことはありつつも、スケール感と永久保存という観点からすると夢見たような美術館であることは確かだなぁと心から感じた。

 

 

この後、徳島市で一泊するのだが、阿波踊りの練習がそこら中で行われているのにど肝を抜かれた!

高円寺の阿波踊りに参加している友人がいるのだが、”阿波踊りは人を狂わす”ような中毒症状があるとのことで(笑)ごりごり発祥の地の所で練習を少し見れたのはかなり心踊ったわけである。

最初は小・中学生を見て、高校生らが何組か団体で川沿いで練習していたのだ!足さばきといい、阿波踊りの凄まじさ?を垣間見れた気がする!

いい時期に行って良かった。

今回は淡路島経由からの時間が限られていたが、四国に入れたのは嬉しかったし、淡路島の風と海も最高であった。

大人になると、夏休みを取るというより”取り戻す”くらいの言い方で丁度いいこの頃である。

 

 

 

 

 

 

 

倍速で作品を見たと言う感想に対して思うこと

巷では倍速で映画などを見る子が”若者”の一般的であるかのように取り上げられたりしている。

しかし本当にそうだろうか?そういう人もいる、という切り抜きではないだろうか。

 

しかし、よく聞いてみると他人に批判されるから感想が言えないらしい。それは批判をネットでされるから”SNSに挙げられない”とも取れるし、口コミを大切にしている部分もあるらしいのだが・・・

あとは説明されないと思考停止になるタイプもいるそうだ。

 

 

で、この倍速派の人たちは会話していない部分全ては”意味がないシーン”と認識するらしい。

なので鬼滅の刃の炭治郎があんなに状況を喋っていたらしい。との意見を聞いて妙に納得。

実は鬼滅の刃を一旦離脱した理由がここなのだ。

剣術など習得して蜘蛛家族のシーズンで一度離脱している。それは何故か?

喋り過ぎじゃねーかと

大体武道とかは間合いってもんがあるから、ジリジリしている時があるだろう。

その喋るセリフは本作でしっかりあるようだが、アニメでも一つ残らず喋っているようだが…

今まで戦闘するような漫画って間とか、どれくらい相手が早かったとか絵で表現されていたと思う。風が吹いたり、ゴクリと喉を鳴らしたり、震えたり…

そう思っていたので、説明する漫画は画力が無いか、セリフで畳み掛ける感じなのかと思っていたのだ。

 

喋っていないと意味ない→早送り になればこの間合いの緊張感なんてすっ飛ばされている。

緊張感を一語一句頭で考えている人は、現実に強い人にはいない気がする。(そのための訓練なのだから)

一語一句考えていたら弱いだろう。判断も遅くなる。

倍速で見る”若者”は情報だけを集めているという解釈もあるが、あえて言いたい。

味わっていなさすぎる。

 

彼らはきっとエヴァンゲリオンのシンジくんが綾波レイと無言のエレベーターのシーンだって何も思わないし、ハンターハンターの初期のキルアのシーンだって分からないだろうし

ブルース・リーの"Don't think, Feel!"考えるな、感じろ!だって分からないはずだ。

燃えよドラゴン ディレクターズカット (字幕版)

 

 

いつ・だれと・どんな経験体験・それについてどう感じたか そんな話が出来ないのは悲しいではないか。

数をこなす事ではなく、質を感じて欲しい。

喋り倒すことが全てではないことをいい作品を見て感じて欲しいと思ったこの頃。

 

 

 

人ん家の本棚を見るのが好きすぎる

ここ数年動画や本やら何かしらの作品を見まくっているのだが、the band apart というバンドの原さんがタナブロさんYouTube の中で「本当の秘境とは」※の回で人の生活空間の話をしていた…と思う。※以下URLあり

 

 

原さんの話はいつも面白いのだが、それに通づる秘境感を感じるのは私はもっぱら人ん家の本棚である。

本棚で家主の脳内が分かってしまうとも言われていたような気がする。

 

これによって初めて知って好きになった作家がいる(笑

開高健だ。

 

何を今更?と思う人はいるかもしれないが、本当に知らなかったのだ。

こんなに面白い作家を。

 

その開高健の作品を読むきっかけになった本がこちら

 

開高健の本棚

 

この本がめちゃくちゃ良かった。

こんなに面白い本棚、文学バカみたいな くだけた文章に衝撃を受けてあっという間に

”この人はどんな人なんだろう???”

”作品を読みたい!”

になったのだ(笑

 

人ん家に置いてある本は基本的に興味がそそられるので、この本の中にあった開高さん自身が所持していた本もいつか手にとって読んでみたいとは思っている。

そして是非資料館にも行ってみたいと思った。

 

そして、この表紙の書斎の美しさよ…  このような環境下で考えるのは理想郷にも似たものを感じる。

 

 

この本を読んでから初めての開高健はこちら

地球はグラスのふちを回る (新潮文庫)

 

半分以上をけっこう簡単に読めてしまう、味とエッセイのようなもので面白く読んでしまった。

後半に魚釣りのくだりがあるのだが、中々まだ魚釣りの醍醐味を知らない私としては読むスピードが落ちてしまったのだった。

 

くだけたエッセイの感じが本当に好きで現地の人とのやりとりが本当の旅に行っているかのような臨場感が出ていた。世界のお酒とおつまみをリサーチしている人にも多少はいいかもしれない。

文を読んでいて、あ〜友達になれそうだ!と思う笑

隣で喋っているみたいな感じなんだな。

オススメです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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ネコ嫌いが加速する

ネコ派?イヌ派?

いや、どっちでも無いです!!!!

ネコかわいいでしょ?という世の中に蔓延しているイメージの圧がダメになってきている次第。

 

コロナ渦を過ぎてから、各家庭の動物番組(ツイッターなどの寄せ集め)がなんだか流行ったような気がする。

唯一ACジャパンのCMでペットショップについて言及したようなものがあるが、ちゃお○ゅ〜るなどのCMで掻き消されるような気もする。

 

現在地域住民による野良(半外飼い)ネコのトイレ問題の渦中である。

6月よりマイクロチップが義務化になった。本当にやっとか…という気持ち

 

実際にはペットショップも反対派なので、ネットの署名にも参加したことがある。

本当に家族として考えるのであれば、外飼いを違法にして欲しいし、餌付けしている人も可愛がっているだけではいけないと思う。

”動物虐待は犯罪です”とポスターを作る前に、ネコの野放し外飼いは犯罪です。くらいにしないと繁殖力があるしお手上げ状態の地域もあると思う。

この問題は保護、手術、里親 の同時連携プレーが必要だとつくづく感じる。

殺処分されてしまう動物がいることを考えたら、ペットショップには寄れないのである。

 

 

ハローキティのニーチェ 強く生きるために大切なこと (朝日文庫)

 

いつもの手帳と手帳じゃないノート

旅を計画したりアイデアを書き留める時は手帳が一番よい

ちなみに頭の中を整理するアウトプット専用はスケジュールが書いていないノートが良いらしい。

 

この本田健さんの本の中でゲラー氏に教えてもらってる中であったのだが、本当の自由人は何を考えているか注意していて何も書いていないアイデアノートだけを持てばいいとのこと。

(この本のいい所は作者が体験として教えてもらったことを書いているところが押し付けがましくなくて私は好きだった

かれこれ今まで手帳の後ろのノート部分と日程を一緒に考えるのに最適だったスケジュール手帳ばかりに書いていたなと自覚した。

今年はこれを真似しようと、手帳と別のアウトプットノートを購入。

 

あと岡田斗司夫さんが紹介していた「ずっとやりたかったことをやりなさい」の本でモーニングルーティンの話をやってみようとも思ったからだ。

(動画urlは一番下)

 

 

しばらく色々なノートを物色した。

コクヨのSooofaに決定。色も優しめで、紙の質感も良かったのでなお良し。ノートの条件として”ドットかマス目”もOK!

(横線のノートは中高時代に使い尽くした感があるし、元々罫線が好きでなかった笑 無条件で綺麗に書けと言われているようで笑)今は色々フリーなノートが増えて最高。

使ってみて思ったのが、ソフトリングが中々良いのとこの表紙のくぼみにペンが刺さりやすいのがありがたい。心地よさを考えて文具を購入したことはあまり無かった気がするのでリピートしそうである。

コクヨ ノート ソフトリングノート Sooofa B6 変形 4mm方眼 ス-SV748S4 3色各1冊 合計3冊セット

ペンにもこだわろうと思ったが、まだこだわりきれてはいない。

ゼブラのサラサで微妙に色が付いている落ち着いた赤が出ているので、それで書いている。

 

 

 

父親が使用していたペンの万年筆もいいなと思った。

が、裏に写るではないか。

ちなみにこだわっていそうな文具屋に聞いたら塩対応されたので、別に見つけた時に買おうと思う。

 

 

 

 

今年に入ってはや5ヶ月。

結構アウトプットしているし、書き心地もよく脳内もスッキリする習慣ができたように感じる。

繁忙期には本当にお世話になっていたかもしれない笑

 

 

 

 

 

 

いつもの手帳はこちら

プラチナダイアリー・プレステージ 2022年1月始まり B-340 (2022年版)

ここ4年近くリピートしている。(これは別カバーが売っている)

この黄色タイプの様式がどストライク。

使い勝手のよいシンプルさと値段。一年、1ヶ月、週間、これが良い。

新月と満月、六曜、週間ページの横のマス目入りメモ欄。

全てが足りています!!

(この手帳の前後に世界地図やチャレンジ項目を貼ったりして自分仕様にするのもオススメ)

昨年こちらを買った時の本屋に行って見てみたら、ほとんど売れてしまっており違う様式しかなく…今年はこの黄色バージョンをアマゾンで昨年末購入した。

 

 

ノートにアウトプットしてもなおモヤモヤする時には、思い切ってジョギングに出かけるのをオススメ。

身体が疲労感を覚えると脳内もスッキリしていたりするからね。

食事と同じくらい酸素を意識して呼吸することは大事だなと実感している。

 

 

 

 

「ずっとやりたかったことをやりなさい」紹介している岡田斗司夫ゼミ YouTube


www.youtube.com

人物紹介についてのナゾ

甲信地方と東京都多摩地区の2拠点生活を程よく続けている。

(私は東京都多摩地区生まれ育ちである)

そこであんまり私のことを知らない人から、とりあえずの会話の中で出身地の話を振られることがある。

”どこの馬の骨かわからん”というのは信用だったり安心感に繋がると思うのだが、不思議なのが、何回か話したはずなのに出身地を間違ったまま話を進められてしまうのだ。

 

2拠点生活し始めた何年かの事は全然話せるし、友人が遊びに来るのであればおすすめの場所やお店もある程度抑えている。

しかし、何度も間違われると訂正する気力も無くなり、どーでも良くなってしまう。

ちなみに、東京(多摩地区)と付け加えないと99%誤解が生じる。

東京都民は全員渋谷にいるわけではないのだが・・・

そのようなやりとりを多く経験すると、間違って話してくる人の中でそんなに重要ではない話なのだ。とスルースキルを見事に身につけることが出来た。

 

作者紹介の部分でも、その出身地を詳しく書いている人は誤解の攻撃に遭ってきた人なのかと思ったりした。

 

某教養チャンネルにてゲルニカの8Kが観れる技術を駆使して解説番組があった。

ゲルニカは実際ソフィア王立芸術センターへ見に行ったのだが、本当に勉強になった旅行であった。帰って来てからも勉強になった旅行というのは自分の血肉になり栄養になっている。)

 

で、戻るけど笑

ゲルニカの側面が読める気がする小説!

原田マハ

暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

読み終わったあとに、ぼんやり作者紹介を見て小平市という字を見つけたのだ。

なかなか東京都出身。で終わってしまうが東京都〜市。東京都〜区。などの紹介の仕方はあまり実際見たことがない気がした。

 

 

 

正直な話、誕生年と東京都〜市、東京都〜区まで出してしまったら同級生や当時の習い事など色んなことが身バレしてしまうのではないかとすご〜く思ってしまうのだ。

(そういう時のためのペンネームなのだろうが・・)

 

 

作者紹介は読み終わった時にぼんやり読む所だが、その人の略歴から考え方のルーツのエッセンスが転がってる気がしてしまった。

大阪府〜どこ出身というのは割と多いかもしれない?やはり土地のカラーが強いからか・・・

他は〜県出身のみが多い気がする。

 

地域おこしの立役者になる場合には市区町村まで詳しくなってしまうかもしれない。または作者が愛している”横浜””神戸””名古屋”など突出している街の名前なら一番誤解なく紹介ができるのだろう。

 

これからも作者紹介の欄はぼんやり見ていこうと思う。

映画を見るきっかけはいつもそこに

旧作との出会いはどのようにして生まれるのであろう。

しばらくツタヤなんかでDVDジャケを見ながら借りてた私は昭和生まれの良さを引き継いでいると思う。

 

中学高校とCDショップに足繁く通った。

小学校の頃は漫画本だったが中学からギターにのめり込みCDショップには本当によく通ったし、試聴機でよく聞いていたなー

特にジャケ買いする洋楽アルバムなんかは聞き込み時間あったね。

ジャケや歌詞カードも選ぶ重要要素だった。

 

好きな人から借りるCDとかねー、特別でしたね(笑)青春やな〜。

専門学生の時なんかはDJが使うようなオーテクのヘッドホンをディスクユニオンのバッグから伸ばして音楽聴きながら電車に乗っていた(笑)

 

ヴィヴィアンのバッグもよく使っていたし、高校生の時は中間テスト終わりの平日にヴィヴィアンのお店に行ってゆっくり見てたりしてた♫

 

今思えばサブカルの道を着実に歩んでいたのだな・・

 

 

旧作映画は定期的に探しつつ見ているんだけど、出会いとか、なんとなく見る作品ってそれはそれで面白いな〜と最近思うようになった。

その作品と出会うまでの話を他の人の経験も一緒に聞くと更に面白さが増す効果を知ったのだった。

 

 

なぜ出会った?一つ目

TOP GUN

トップガン(吹替版)

実はポプテピピックというクソアニメの1話目の競技シーンにてこのタイトルをボカーン!と出していたので気になって見たという笑

(※ちなみに頭文字Dもこれを見てから見てみようと思った笑 ←ゲーセンのレースは沢山プレイしたことはあるのだが・・・)

 

パイロットの憧れと美女とーっていうカッコよさを詰めた感じの作品であった。イケメンを最近見てない人には良い感じかもしれん。

 

 

 

 

なぜ出会った?二つ目

風と共に去りぬ

風と共に去りぬ (字幕版)

むか〜し実家のビデオテープ群の中にタイトルを見てた記憶があって、実際どんな映画だったのだろう?と思い図書館のDVDコーナーにあったので借りて見て見た。

(※昭和時代は金曜ロードショーなどをビデオテープで録画して繰り返し見ていた人が多い。ちなみに金曜ロードショーで放映された、となりのトトロラピュタはビデオテープが擦り切れるんじゃないかってくらい見て育ちました(笑)CMとか入る時に録画を停止してCM終わりに録画を再生するっていう事を小学生の頃やっていた笑)

 

風と共に去りぬアメリカの開拓時代のドリームをありありと描いた感じの作品になっている。時代背景を念頭においておかないと、ワガママで乱暴な映画だなぁという印象を持ってしまう。

それにしても当時のアメリカン・ドリーム的なものは凄い力を持っていたのだなと思う映画だ。

 

 

歴史の授業でやはりサブカルを少しかませた方が興味を持って過去に立ち向かえると思う。

歴史の授業だけだと机上の中だけの事に感じてしまう時があったが、やはり時代背景でこんな物が流行っていた。とか当時の人たちの価値観が伝わる作品と知り合うと尚良くその時代に触れることが出来るなぁ。と大人になってから感じることが出来るようになった。

 

身近な人の青春時代に見た映画は?とか聞いて旧作に出会ってもいいかもしれない。